シニアハーバルセラピスト資格試験 勉強法まとめ

こんばんわ🐷

 

コロナで試験は中止になってしまい

ましたが、少し時間ができたので

 

シニアハーバルセラピスト

資格試験勉強法

 

について投稿します。

 

 

シニアの勉強法について知りたい

JAMHAの資格を取るか検討中

資格は取らなくても、
体系立ててハーブを勉強したい

 

上記のような方に向けて

ご参考になれば幸いです。

 

試験概要は別の記事に書いているので、

資格そのものの解説は割愛します。

 

あくまで私個人の勉強法の
シェアになりますm(__)m

 

🌿基本方針:インプットとアウトプットで覚える

 

ともかくInputOutput、

特にOutput✨を意識して

取り組みました。

 

どれだけキレイに情報をノートに

まとめたとしても、頭の外に出力

しないと、覚えられたのかが

分からないですよね。

 

また、なるべく点ではなく線

暗記より理解個々の単語を流れで

覚えることに注力しました。

 

勉強法全般に関しては下記の本を

読んで学習しましたが、今回は

シニアのテストに応用して

解説していきます。

 

 
 

🌿やること:①テキスト②事典(各論)③論文

 

 

シニアの勉強に関しては、

出題範囲は非常にシンプルで、

 

①協会テキスト
※「参考」コーナーと巻末資料以外
②事典
ハーバルセラピストと同じ
30種類のハーブ

 

これだけ覚えればOKです。

 

別途、③論文 を

事前に提出する必要があります。

 

覚えるべきハーブと精油は

これだけあります。

 

(1) ハーブ(ハーバルセラピストで既出)

30 種類(事典から)

(2) ハーブ(新たにケーススタディで学習) 25種類(テキストから)
(3) 精油(ハーバルセラピストで既出) 12種類(テキストから)
(4) 精油(新たにケーススタディで学習) 16種類(テキストから)

 

(1)はガッツリ事典をスミズミまで、

(2)~(4)は、学名と主な効能

(何の疾患の植物療法で出てきてたか)

 

を覚える必要があります💦

 

テキストの章立てやハーブの詳細は

下記ニールズヤードのサイトに

出ていますので、シニアで学ぶ

ハーブを詳しく知りたい方は、

ご参照ください

 

■外部リンク:

ニールズヤードHP

 

 

JAMHAで学ぶ精油についてですが、

安全性については一通り案内

していると思いますが、

各精油の効能や選択の仕方の

レクチャーについては、

正直あまり手が回っていない印象です。

 

精油の効能や化学を専門に学びたい

のであればAEAJやJAA,NARDなど

アロマテラピー専門の協会で学ぶ

のをおススメします⭐

 

また、シニアはすべて座学なので

クラフト課題が一つもありません。

 

実践は、自分でどんどんやって

みた方がいいと思います。

 

資格は取らないけどハーブについて

勉強したいという方は、

教科書になっている下記の事典を

理解すれば、

ハーブの各論(プロフィール)効能に

ついては有資格者と同程度まで

知識を底上げできます。

 

市販でこの情報が売っているのは

すごいことだと思います。

 

 

事典が市販で買えるのはメチャメチャ

ありがたいです…!

 

①テキスト

 

 

シニアのテキストは、

A4サイズ×約170ページ分

のボリュームです。

 

内容としては、

全17回で第1~4回は基礎編。

 

第5回以降は、ひたすら

 

基礎的な解剖学

疾患(病態)

用いる医薬品

植物療法でのケア

生活療法

 

という流れが続きます。

 

およそテーマとなる臓器や

疾患(不調)ごとの章立てに

なっています。

 

JAMHAの基本的な方針としては

ホリスティックの考えに基づいて

います。

 

必ずしもハーブや精油だけでなく

医療機関・医薬品や生活療法

(食事・運動・睡眠など)も

総合的に活用していくことで

QOLを高めましょう、という

考えがベースにあります。

 

なので、必ず各回ともに、

疾患に対して標準治療で用いられる

薬剤と生活療法について学びます。

 

個人的には、医薬品の名前を

覚えるのに苦戦しました…💦

 

医学・薬学や看護系出身の方は

楽勝かもしれませんが…💊

 

・Input:音声収録

 

 

毎回の講義が終わったら、

1週間以内にスマホの録音機能を使って

復習の音声収録をしました。

 

テキストをただ音読するのでは

なく、自分の言葉で説明します。

 

予備校の先生にでもなったような

つもりで、誰かに解説するように

説明を吹き込んでいきます。

 

ただ、いきなり何の準備もなく

スラスラ解説するのは難しいですね。

 

そのため、軽く台本のようなものを

ノートに作ります。

 

この時に、疑問をつぶして理解を

深めていきます。

 

たとえば、

○○の種類には、
△△と××と□□がある。

さらに△△の種類には
▲▲と▼▼があり…

 
といった文がテキストにあった場合、
 
理解するためには、
 
・そもそも○○とは何を指すのか
・△△と××と□□の違いは何か
・△△の中でも、▲▲と▼▼の違いは何か

 

といったかたちで、

都度調べないと把握ができません。

 

そのうえで、

 

親カテゴリとしての○○

子カテゴリとしての△△と××と□□

孫カテゴリの▲▲と▼▼…と、

関係性を整理していきます。

 

シニアの勉強は一言でいうと、

こういった

地道な【構造化作業の連続です💦

 

 

(例):
血圧とは、「心拍出量×末梢血管の抵抗」
によって決まり、末梢血管の抵抗を決める
要因には、「動脈血管壁の弾性」「血液の粘度」
「末梢血管の縮小拡張問題」
があり、
「末梢血管の縮小拡張問題」の要素としては
「神経性因子」「体液性因子」がある

 
たとえばこんな感じです。
枝分かれさせて図に書いていくと
覚えやすいかと思います。
 
字義や関係性を、自分の言葉で
説明してスマホに吹き込みます。
台本ができたら、1回通しで
練習してから、実際に録音しました。
 
一度録音すれば、電車の中でも
歩きながらでもお風呂でも聞けます。

 

他には、人体の解剖図はトイレに

貼って覚えました。

図がそのまま抜き出されて

出題されることもあったそうです。

 

 

・Output:フラッシュカード/ミニテスト

 

 

音声を聞くだけだとInputのみに

なってしまうので、

覚えているかをチェックするために

フラッシュカードのアプリを使いました。

 

どれを使っても良いと思いますが、

私は「分散学習帳」というスマホ

アプリを使いました。

 

スマホで文章を打つのは疲れるので、

一度PCで作った文章をスマホに送って

コピペして作りました。

 

テキスト本文の内容が640枚、

各論に関するものが300枚、

その他が30枚ほど。

合計1,000枚弱のカードができました💦

 

紙のリングカードで用意すると

すごい量になりますが、

スマホアプリであればお金もかからず

量を気にせず作れていつでもどこでも

復習できます。

 

あとは、ケーススタディ

(この疾患/不調にはこのハーブ・精油を使う)

を掴むために、表を作ったりしました。

 

 

テキストの著作権に配慮して

少しぼかしています。

 

左側にハーブの名前、

右側には何の疾患(不調)

取り扱われたかを色分けして

書いています。

 

一度表を作ったら、

今度は右側を隠して

ハーブの名前だけ見て何と何と何の

疾患のケーススタディで出てきたかな…

と思い出すミニテストをやってみます。

 

すべて正解するのは難しいですが、

いつやっても思い出せない疾患があれば

そこのページを復習することで

だいぶケーススタディには強くなれる

と思います。

 

②事典(各論)

 

ハーバルセラピストの資格を

取得してから時間が経つと

各論の内容を忘れてしまうので、

 

ここは特にどれだけ覚えているかで

勉強のしやすさが変わってくると

思います。

 

・Output:フラッシュカード。Inputは特に不必要(?)

 

ハーセラの内容を大体覚えている

前提でいくと、30種類の各論に

ついてはあまり苦労しないと思います。

 

理解するというよりは

あらためて覚える&思い出す感じなので、

フラッシュカードの作成だけで

済ませました。

 

そうはいっても、作ったカードは

300枚くらいになりました…😫

 

・補足:学名の覚え方

 

学名。苦労しますよね・・笑💦

ハーセラで既出のものを除いても

ハーブと精油で41種類もある…

(´・ω・`)

 

やり方としては、大まかに

以下の4つに分類して覚えました。

 

①楽勝型:
学名をみればどれかすぐにわかる
 (easyなやーつ)
②成分型:
成分名が学名に含まれている
 (まぁまぁわかりやすいやーつ)
③語源型:
①でも②でもなく、学名の由来
 (語源)とかイメージから覚える
 (一番大変なやーつ)
④柑橘型:
 柑橘系(Citrus ~~なやーつ)
 
①は、“Hibiscus sabdariffa”
(ハイビスカス)みたいなやつです。
 
見ればすぐに
「ハイビスカスって書いてあるね」
と分かる。
 
②は“Curcuma longa”
(ウコン(ターメリック))みたいなやつです。
強肝・利胆の「クルクミン」が
入っているので覚えやすいですね。
 
③は、“Arctium lappa”
(バードック(ゴボウ))みたいなやつです。
“lappa”とは、ラテン語で
イガをもつ植物を指すそうです。
たしかにゴボウの花はトゲトゲで
下にイガがついていて
ウニみたいな風貌ですよね。
 
④は、“Citrus~”で始まる柑橘系。
5種類ほどあります。
“Citrus sinensis”(オレンジ・スイート)
みたいなやつです。
 
種小名の“シネンシス”は、
ラテン語の「シナエ(中国)」から
きています。
 
そういえばChina(チャイナ)と
つづり・響きが似ていますね。
もともとは中国から渡ってきた
果実のようです。
(オレンジスイートの場合、
覚え方としては③の語源型に近いです)
 

③論文について

 

 

論文といっても、大学生の卒論ほど

クオリティが高いものでなくて

大丈夫です。

 

A4×2枚程度、お題は何でもよし

というテーマでした。

 

原稿はWordで作成しました。

 

たとえば、

・作ってみた系(お料理・クラフト)のレポ、

・書籍の読書感想文や洋書の一部翻訳、

・植物療法をやってみた系レポ

 (花粉症対策や不眠症対策にハーブティーや

 アロマテラピーを3か月試してみた感想など)

 

などなど、なんでも良いそうです⭐

 

適宜、図や写真を入れたり、

インデントや太字などの

レイアウトを工夫して読みやすく

仕上げればよいと思います。

 

試験直前になると手が回らなく

なってくるので、

試験の3か月前には完成、先生に

1度見てもらいアドバイスをもらう

よう、サッサとやっつけるのを

おススメします✨

 

ちなみに私は、ローズマリー女史の

ハーバルコスメ作成で論文を書きました。

 

 

 

🌿勉強した感想

 

 

前回ハーセラを受験したときは

仕事をしていたのですが、

今回は休職中でがっつり

時間を割いて勉強できました。

 

仕事と両立してどのくらいの難易度

なのかは分からないのですが、

他にお仕事や子育てをされている方は

けっこう大変かもしれません…

 

逆に、医療従事者の方など

知識の素地がある方にとっては

かなり有利だと思います。

 

量的には、1日に2時間程度勉強に

割ければよいかなという感覚です。

 

あとは、中身も大事だけど、

先生とつながりを作ることも大事

だと思います。

 

特にシニアまで勉強されていれば

何らかのかたちでビジネスに生かす事

を考えている方が多いのではと思います。

 

先生によって専門分野も様々なので

色々な裏話を聞いたり、

資格講義以外にもワークショップに

参加してみたり、SNSで繋がってみたり。

進路相談してみたりされると

いいのではと思います✨

 

私は、色々な先生に習いたいと

思ったので、あえてハーセラの時とは

違うスクールに通いました。

 

また、上にも書きましたがクラフトや

お料理などの実践は自分でどんどん

進めて、先生に疑問点を質問するのも

良いと思いました。

 

 

あと、これは正直書くか迷った

話ですが、スクールの運営体制って

大事だなと思います(;・∀・)💦💦

 

具体的にいうと、コロナ対応として

JAMHAとしては今期の残りの授業を

オンラインOKにしていたのですが、

オンラインで授業をするか、せずに

今期は講義中止とするか、

対応がスクールによって分かれていた

ようです。

 

結果的にいえば、試験自体が中止に

なったのですが、SNSで情報交換

している人の中には、講義そのものが

中止になってしまった方もいました。

 

しかも、その方はオンライン講義が

OKになったことすらご存じなく。

もしオンラインでやってくれるの

ならそうしたい…と仰っていました。

 

仮に試験が予定通り5月に実施されて

いたら、こういう方は問答無用で

11月受験になってしまう訳ですよね💦

(講義を修了して修了証をもらわないと

受験資格がもらえないので)

※試験は5月と11月の年二回が通例です

 

先生によってお考えもあるのかも

しれませんが、オンラインでやりたいか

生徒に希望を聞くのがスジではないかと

個人的には思います。

 

幸い、私の通っていたスクールは、

残りの講義をすべてオンラインで

実施して下さいました。

有難いです✨

 

 

🌿まとめ

 

勉強法まとめです、

インプットとアウトプット、
特にOutputを意識して取り組む
 →自分の言葉で咀嚼して解説するOutput
勉強は地道な【構造化作業】の連続
スマホを活用しての勉強がおススメ
(録音・フラッシュカード)
ケーススタディは、表でまとめる
→疾患(不調)を思い出すミニテスト
学名は4つのグループに分類
して覚える

 

補足としては、

・課外活動(先生とのつながり作り・
 お料理やクラフトの実践)も重要

・論文は早めに済ませる
・資格は取らないけどハーブについて
 勉強したいよという方は事典購入が
   おススメ

 

となります😊⭐

 

 

少しでもご参考になれば幸いです!!

ではでは~~🖐💨

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